ご縁の国で創る、神々からの贈り物
島根県が開発し、島根県でしか栽培されていないオリジナル品種の高級メロン。
成長時には緑色、収穫時には淡い黄色の果皮が食べ頃になると鮮やかな黄金色に変わり、うっとりするほどの芳醇な香りと、瑞々しい白色の果肉のとろける甘さが魅力です。
他にはない希少な魅力を併せ持つその特徴から「ゴールデンパール」と名付けられています。
ゴールデンパールは出荷基準に満たした、糖度、きれいな形や大きさ、美味しい味わいに仕上げるのが難しいため生産量はごくわずか。
それでも「島根にしかない、美味しいメロンを多くの人に味わってもらいたい」という想いで丁寧に作ったメロンは、ご縁を繋ぐ贈り物として喜ばれています。
幻のメロンとも称されるゴールデンパールを是非ご堪能ください。
Instroduction
島根県では古くからメロンの育成に取り組んでおり、昭和40年代に島根県農業技術センターが県独自品種のメロンを開発されました。
しかし、この新品種の栽培は、通常のメロンと比べると難しく、また糖度と香りを引き出すのが非常に難しいメロンと評されていました。そのため多くの農家が挑戦してきましたが道半ばで断念されてしまったそうです。
そんな中でたった一人、約半世紀もの長い間作り続けてきた伝説の生産者がいました。
島根県雲南市にある神庭農園(現在は閉園)の神庭正信さんです。
このメロンを作るのは日本で唯一であり、島根県のオリジナルメロンを途絶えさせてしまってはならないと危惧されていました。
「島根県のオリジナルのメロンとして次代に残していかなければならない」と立ち上がった、ある農家の想いから物語は再び走り始めました。
2014年、松江市にある安藤農園の渡部旭さんは、島根県農業技術センターの支援を受けて栽培技術を習得しながら、新たな特産品を目指してゴールデンパールの栽培と普及活動に取り組み始めました。栽培の中でも最も難しいとされる温度管理の課題には、スマート農業を取り入れるなど毎年安定した品質の維持に努めていました。
初夏になるとメロンの収穫が始まり、ほのかなメロンの香りとともに夏を迎えます。しかし、収穫期間が短い上に収穫から食べ頃までの期間も短いため、スーパーマーケットなどでは販売が難しくなかなか販売先が増えずにいました。
夏が過ぎると、また来年…。もっと魅力ある商品にしたいと新たな販売方法を模索していました。
「2017年、松江のアンテナショップとして地域産品の販売や情報発信に取り組む「八百万マーケット」が安藤農園と出会い、地元松江でこのメロンのPRとブランド化を目指していこうと両者の想いが合致したことで、ゴールデンパールの本格的な販売を開始しました。販売と同時に、島根らしい贈り物として特別感のあるものにしようと、この地の強みである神話とつなげることで縁起物としての要素を加えて、ネーミングやパッケージデザインを検討しました。
そして2018年、「島ノ根國限定メロン ご縁玉ゴールデンパール」が誕生しました。
その名の通り、大国主命が人々の縁を司るとして知られるご縁の国しまねでのみつくられたご縁の「玉（＝メロン）」です。
縁起の良い黄金色の見た目と、人と人とを結ぶ贈り物を掛け合わせ、縁起物として大切に育てています。
また毎年、出雲大社で豊穣祈願を行い、祈り捧げられた種で育ったメロンにのみ「ご縁玉」の名前が冠せられます。
Features
「ご縁玉ゴールデンパールメロン」は糖度、大きさ、ネットの形状等により厳正な基準を設けて、1玉1玉を丁寧にチェックし、ご満足いただける美味しいメロンのみをお届けしています。
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